ふるさと納税のお得な利用方法として、ふるさと納税の特産品をお中元やお歳暮などの贈り物に活用することができます。
全ての自治体で実施しているわけではありませんが、寄附した本人の住所ではなく、寄附した人が指定した住所に特産品を送ってくれる自治体があるのです。
これをギフトに活用しない手はありません!
お中元やお歳暮は、仕事上の関係者や親戚などに贈る場合が多いと思いますが、仕事上の関係者に贈る場合、経費として請求しづらいので実費で払っている場合がほとんど。
これが上限額の範囲内であれば、実質2,000円でお中元やお歳暮が贈れるとしたら、まさにきちんと納税をしているサラリーマンの特権でしょう。
ただ、通常のお中元やお歳暮とは違って、注意する点がいくつかあります。

ギフト対応しているか確認する
すべての自治体がギフト対応しているわけでなないので、事前に確認が必要です。
対応している自治体でも、申し込み方法が通常とは異なる場合もあるので、各自治体のHPなどをよく読んだうえで申し込むようにしましょう。
宮崎県の小林市のように、お中元やお歳暮のギフトとして期間限定でキャンペーンを行っている自治体もあるので、時期が近づいてくれば要チェックです!
熨斗を付けてくれたり、贈り主の表記にも対応してくれたりしますよ。
贈り主の名前に注意
ふるさと納税の特産品がお中元やお歳暮として利用できるのですが、贈り主が自治体の名前になってしまうことです。
贈られた側は、通販をした覚えがないのに知らない都道府県から特産品が急に届いたらとまどってしまいますよね。
そうならないように、贈り先にはあらかじめどこからどのような特産品が届くのかを伝えておくようにしましょう。
そうした意味では、会社の上司に贈るよりは、同僚など親しい存在の人に贈る方が無難とも言えます。
ただ、最近では贈り主の名前を寄附者の名前にしてくれる自治体もあるので、事前に確認しておくと安心です。

特産品の発送時期と賞味期限に注意
人気の特産品になると申込み数量に達してしまって、来年の発送になる場合もあります。
また、お米やフルーツなど旬の時期があるものは、自治体によって発送時期が決まっているので、通年単位で発送してもらえる特産品を選ばないといけません。
また、賞味期限が短い生鮮食品は、先方の都合で何日間か受け取れないことを考慮するとおすすめできません。
ギフトなのに腐ってしまっていては失礼になりますので、お酒やお菓子など保存がきくものを選ぶようにしましょう。
ギフト対応してくれる自治体一覧
佐賀県 玄海町
10,000円寄附するか20,000円寄附するかによって、選べる商品が異なります。
北海道上士幌町
人気の十勝牛肉の中からとにかくたくさん選べます!