ふるさと納税の上限額は、独身、共働き、専業主婦の家庭などで、大きく変わってきます。
10,000円、15,000円、30,000円など区切りが良い金額だったら問題ないのですが、26,000円とか34,000円とか46,000円とか上限額いっぱいまで使い切るのは無理っぽいなぁという金額がありますよね。
でも、どうせだったらきっちり34,000円使い切ってしまいたいと思いませんか?
そこで、この中途半端な金額を上限額枠いっぱいに上手に使いきるコツをご紹介します。
その前に、まず10,000円を寄附した場合、どれくらいお得になるのでしょうか?
10,000円を寄附した場合
ふるさと納税で寄附する金額で外せないのが、10,000円という単位。
上限金額が30,000円だとしたら、一気に30,000円を寄附しても良いですが、1万円ずつを3回に分けて、それぞれ別の地方自治体へ寄附することもできます。
では、この1万円でどれだけお得になるかというと、だいたい1万円寄附すると4,000円相当のお礼の品を送ってくれる自治体が多いです。
もちろん寄附する金額が上がるにつれて、もらえるお礼の品も豪華になっていきますが、1万円だと少額でもなく高額でもなく一番ふるさと納税しやすい金額でもあって、自治体でも1万円の寄附に対するお礼の品もたくさんあったりするので、お得感があるのは1万円のコースだと思います。
1万円を寄附すると、10,000円-2,000円(自己負担金)=8,000円が戻ってきます。
プラス4,000円相当の品がもらえるので、8,000円+4,000円=12,000円。
1万円の寄附に対して2,000円分得した、ということになります。
では、例えば34,000円の中途半端な金額を上限額いっぱいに使い切るにはどうしたら良いかをご説明します。
34,000円の上限額を使い切るコツ
30,000円をボーンと一気に使い切るのもアリなのですが、お得感がある1万円コースで考えていくと、
A市に10,000円、B市に10,000円、C市に10,000円、D市に5,000円寄附をしたとします。
合計額は35,000円。
あれっ?上限金額は34,000円なのに、35,000円使ってるじゃないの?
そうなんです!あえて上限金額にプラス1,000円して35,000円寄附をするのです。
すると、お礼の品がA市から4,000円、B市から4,000円、C市から4,000円、D市から2,000円相当のものが送られてきたとしましょう。
合計額は、14,000円。
35,000万円を寄附すると、35,000円-3,000円(プラス1000円したので自己負担金が増える)=32,000円が戻ってきます。
プラス14,000円相当の品がもらえるので、32,000円+14,000円=46,000円。
35,000円の寄附に対して、11,000円分得した、ということになります。
ふるさと納税は一番低いところで3,000円から受け付けてくれるのですが、とても限られていて、ほとんどの自治体は5,000円か10,000円~なので、4,000円も枠を余らしてしまうのだったら、自己負担を1,000円増やして3,000円にした方がお得なのです。
ちなみに、4,000円の枠を余らして30,000円だけの寄附にすると・・・
A市に10,000円、B市に10,000円、C市に10,000円寄附をしたとします。
すると、お礼の品がA市から4,000円、B市から4,000円、C市から4,000円相当のものが送られてきたとしましょう。
合計額は、12,000円。
30,000万円を寄附すると、30,000円-2,000円(自己負担金)=28,000円が戻ってきます。
プラス12,000円相当の品がもらえるので、28,000円+12,000円=40,000円。
30,000円の寄附に対して、10,000円分得した、ということになります。
たったプラス1,000円だけなのですが、これをお得と捉えるか?否か?
それはあなた次第です!
これは34,000円の場合で計算しているので、上限金額が高ければ高いほどお得感はもっと増しますよ。
上限金額の範囲内でふるさと納税をすることが大前提ですが、まぁこういうやり方もあるよ、ということで参考にしていただけると嬉しいです。